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 新築を予定したときに、真っ先に考えたのは地震対策です。地震が、今後起こるであろうと、私が生まれる前から言われ続けてきた地域に建てようというのですから、気にしないわけにはいきません。

 堅牢な住宅というと、まず思いつくのはSRC造ですが、余りこれは気が進みませんでした。コンクリートをせっかく使うのなら打ちっ放しを多用したい気がするが、石・タイル・コンクリートを全面に出し過ぎると、音が響きすぎる/床が堅すぎるなどの弊害も出そう。かといって、躯体はSRCだが、表面は木で覆うとなると、コスト↑↑しそう。

 強固な巣は確保したいものの、温々とリラックスして過ごす場所は、木・紙・土などで包まれたシェルターを自分が希望しているってことが、家について調べている間に段々と自覚しました。こういった基本的な事柄も、住宅展示場に足を運んだり、知人の新築宅に招かれたり、雑誌を読み漁ったりして漸く認識した次第です。

 鉄骨造と木造の住宅に関しては、特に自分の中で優劣は決めていませんでした。
①鉄骨造だと、火事に弱い:HMも工夫は施しているようです
②木造だと、鉄骨に較べて、スパンを飛ばしにくい:様々な工法が編み出されていますが、一般的に。
 で、結局は、家の間取りとコストのとの兼ね合いで、最終的には木造に落ち着きました。構造が木造に決まったのは、間取りが出来上がった後です。同じ間取り・内装・コストで、鉄筋コンクリート造にも出来ますよ、と言われたら、そちらを選びましたけどね!w

 構造計算をしていない木造住宅でも、壁量計算の必要があります。住宅性能評価も、この壁量計算のみで、大部分の木造2階建住宅では取得することが出来ます。
   
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 今回私が設計士さんに強くお願いしたのは、住宅性能評価は取らなくても良いので、実際の構造(=構造計算上と同義に近い?)が強くなることでした。住宅性能評価って、国の、天下り機関の、制度じゃないですか。私は余り信用できないんです。少なくとも、自分の仕事の分野で、お役人・省庁が決めた制度・法則って、「的外れで現場を理解していない」、「基本的な知識も少なすぎて無意味どころか有害」なものが多すぎるんだもの。

 特に、今回最終的に「これで行こう」と決めたプランは、特殊な形状の家であったため、設計士さんが構造計算を構造系の設計事務所に依頼して下さったのは、非常に有り難かったです。

 構造計算事務所に頼んだことで、その後、構造金物やプレカットに当り、またヤヤコシイ物事が生じ、新築計画は無期限に(?)遅れていくのですが、初めの頃はそんなことは露とも知らず、暢気に「構造計算するから安心だね!」と喜んでいました。

  あぁ、あの頃は無邪気だったなぁ!
 無論、構造計算は非常に重要だと思いますし、今回、確りと構造計算をして家造りをすることで、大手HMのモデルプランに負けない家が出来上がると勝手に信じ込んでいます。
大手HMだって、注文住宅で間取りを作っている場合、構造計算をちゃんとしているとは限らないのでしょう?住宅性能評価で耐震性能2だとか3だとか取得していると言っても、要は壁量計算しているだけの可能性が高いですし。(一般的な、方形総二階に近い、吹き抜けも大きくは取っていない家だったら、壁量計算だけで十分あのだろうと思います)

 そうそう。煩い施主を自負する私、木造住宅に構造が決まったとき、「木造軸組+筋交い」ではなく、「木造軸組+耐力壁(構造用合板もしくは同等の品)」を希望しました。
筋交いは、圧縮には強いが引っ張りには弱いとされています。向きを変えて交互に筋交いを設置することで、普通はアンバランスを解消するのですが、大地震の時には、水平方向の力が働くことで、筋交いが桁を突き上げてしまったり、柱を引き抜いてしまったりする可能性があるんですね。
それもあって、住友林業のクロスパネルに惹かれていたんです。国内の間伐材を活用しているのも気に入っていました。でも、住友林業で建てない限り、このパネルは利用できません。
 アピストの知人に勧められ読んでいた本に載っていたTIP工法なるものが気になり、設計士さんと説明会に参加したりもしていました。このTIP工法、非常に良い考えだとは説明会でも思いましたが、工法が確立されていないのです。ちゃんと統制が取れていないフランチャイズのような印象を受けました。おまけに、本来期待される壁倍率が、TIP工法を施しても国の基準では認定されません。(TIP工法は、認定を取得していないため、単なる下地板と同様の0.5しか取得できない。)

 紆余曲折の末、結局落ち着いたのが、確りした柱+耐力壁(構造用合板)で支える家です。柱で垂直方向の力に抵抗し、構造用合板で横振れに抵抗する。

 この考え方が正しいのかどうかは分かりませんが、素人なりに多数の本を読み、メーカーサイトを調べ、説明会に参加し、結果的に落ち着いた構造なので、例え考え方の欠陥が見つかった/格段に優れた方法を後日学んだとしても、嘆きはしても、後悔はしないことでしょう。

 合板で家を包む工法を選んだため、我々が注意した点が幾つかありますが、それは別記事に記します。
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